凛夏ちゃんとの思い出ページ




それは約1年半ぐらい前になるだろうか?ある日、T特派員とPCで遊んでいたDAINO。「TANISHIさんのねぼすけ君はハーボリオンのどの辺りにいるの?」と聞いたDAINO。T特派員は「ここだよ」と見せてくれた。そこはDAINOの葉牡丹の住んでいる場所とはかなりかけ離れていた・・・T特派員の近くには(避けられているのだろうか??笑 あんまり住人が多いとは言えなかった。その中で「朝日奈ひなた」と言う名前がとっても可愛かったので、ちょっとどんなHPかな?どんなハーボットがいるのかな?と見に行ったのが始まりだった・・・

そこに居たのは、「凛夏ちゃん」・・・・・でも・・・・・・凛夏ちゃんのいるページはどこにもリンクしていなかった・・・完全に孤立していた。たまたま上の地図から行ったので行けただけでHPからの訪問者は行けないようになっていた。しかもその時の凛夏ちゃんは、身も心もぼろぼろだった・・・・ご飯の穴に手を入れて、何も出てこないのにため息ついてまた期待するかのように手を入れる・・そしてため息・・・調子はどう?と尋ねると、「ふんだりけったり」とすさんだ答えが返ってきた・・・

激烈DAINOは憤慨して、身も知らずのひなたさんに抗議のメールを出してしまった!!ひなたさん本当に驚いただろうと思う・・・ごめんね・・・驚かせて・・・多分DAINOのことだからかなり手厳しいメールを送ったことだと思う・・細部は忘れてしまったが・・・ご飯もやらないで、こんなところに押し込めて、ハーボットだって飼われた以上、世話してやらないと可愛そう過ぎる・・・とかなんとか・・・

見知らぬおばさんから、お叱り抗議のメールだったにもかかわらず、ひなたさんはちゃんとお返事をくれた。彼女は受験生だった。そして受験勉強で忙しくて手が回らないのだと知らせてくれた。受験が終わったらちゃんとしますと丁寧な返事だった。受験生がいかに大変か知っているDAINOは、「ああ、気の毒なことしたなぁ・・・・ひなたさん傷ついただろうなぁ・・・」としきりに反省したが、それでもまだ、凛夏ちゃんのことが気がかりだった・・・

そんな中、ひなたさんはちゃんと考えてくれて、誰が行っても「ご飯」をあげられるようなプログラムを作り、凛夏ちゃんに毎日ご飯をあげることができる環境を作ったのだ。DAINOはとっても嬉しかった!!ひなたさんに「ありがとうありがとう」とお礼を言ってそれから、凛夏ちゃんのご飯あげはDAINOの日課になっった。

変なDAINOだなぁとみなさん思うでしょうね・・・・でも、何故かDAINOは凛夏ちゃんが気に入ってほうっておけなかったのだ。だからひなたさんがそんな風にしてくれたのがとっても嬉しかった。そしてひなたさん、ちゃんと合格してね!!それまでかならず凛夏ちゃんの面倒を見ているからねと約束して今日に至った・・・・

時々、病気でPCが出来ないときや、旅行に行ってPCが使えないとき以外、時間はばらばらだけど毎日欠かさずご飯をあげに凛夏ちゃんのところに行った・・・・名前はなんと「えさやれ」。。。。。。。。。。。。ひどいよねえ・・・・DAINOじゃなかったのだ。「えさやれ」って言う名前・・・ひなたさんにメールを出す前に、憤慨して凛夏ちゃんに名前を聞かれた時に、そう答えたのだ・・だからずっと今に至るまで、凛夏ちゃんはDAINOが行くと「えさやれ、こんにちは!」と言ってくれた・・・・ごめんね。変な名前にしちゃって・・・・



4月14日・・・・いつものように凛夏ちゃんのところに行くと、何か様相が変わっていた・・「ゲートパスを返却することに決めました」と言う、ひなたさんからのお知らせだった・・・4月22日に凛夏ちゃんを返却すると言うのだ・・・その理由をひなたさんはきちんと書いてあった。受験で忙しくて、世話ができなくなったこと・・・ある人(DAINO)からそれでは可愛そうだと指摘されてCGIでご飯をあげられるようにしたこと。大学に入ったらきっと前のように頻繁にお世話ができるようになるから、それまでの措置として・・・しかし大学に入ったら想像以上に忙しく、やはり凛夏ちゃんの世話ができず、訪問者にご飯をあげて貰い続けている現状。それでオーナーと言えるのだろうかと言う自問自答・・・・迷ったあげく5年間いっしょにいた凛夏ちゃんを返却することに決めたそうだ。

それを読んだDAINOは、「え?凛夏ちゃんに会えなくなる??私全然苦じゃなかったのに・・・むしろ楽しかったのに・・・」と呆然としてしまった・・そして、またお節介なメールを出した。良かったら私のHPに凛夏ちゃんのページを作ります。どこに貼り付けていてもいい訳だからそれで、私がお世話しますと・・・もちろんお断りのお返事が来た。そうだよね・・・・自分で考えて決めたことなのに、全くDAINOの身勝手、大きなお世話だ・・・本当にDAINOったら・・・・

ひなたさんは、「自分はよくないオーナーだった、でも最後だけは凛夏に喜んでもらえるようなオーナーでいます」と最後の1週間、CGIのご飯は取り払い毎日自分できちんと更新をし、凛夏ちゃんはとっても元気に赤いご飯を食べて嬉しそうに見えた・・・もう、さよならだね・・・でも最後にいっぱい可愛がってもらえて良かったね・・・そうだよね。いくらDAINOが毎日ご飯をあげたって、いっしょに遊んだって、凛夏ちゃんはひなたさんを待っていたんだものね・・・

よく凛夏ちゃんに聞かれた「えさやれ、この ホームページ、すき?」「好きだよ」と答えると「それひなたよろこぶ」と言う・・・いっつもひなたさんのこと思っていたんだよね・・・

DAINOは、ひなたさんの許可を得て、この凛夏ちゃんとの思い出ページを作ることにした。私は・・・・・・・・・・多分・・・・・誰かに必要とされていることが、自分に必要だったのかもしれない・・・毎日ご飯をあげる、それだけのこと、でもそれで凛夏ちゃんは元気でいられる、灰色ご飯を食べなくてすむ、ため息ついていじいじしていなくてすむ。私は凛夏ちゃんに必要とされているのだ・・・・そう思うことで、私は自分が元気になることができたのだ。凛夏ちゃんがDAINOを必要としているのではなく、DAINOこそが凛夏ちゃんを必要としていたのだ・・・それが今やっと分かった・・・

凛夏ちゃん、本当にありがとう、今まで。
そして、こういうチャンスを私に与えて下さった朝日奈ひなたさん、本当にありがとうございました!

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